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日清・日露戦争での脚気について [大学院(MBA)]

『統計モデル総論』という授業を受けました。

面白いよもやま話を色々聞けて楽しい授業なのですが、一番、考えさせられたのがこの事例。

当時、海軍では、脚気(かっけ)で死ぬ人が多かったそうです。
脚気は、ビタミンB1の不足が原因で起こる病気なのですが、当時はその原因は良くわかっていませんでした。

いろいろなデータを見ていく中で、白米ではなく、大麦を混ぜてみようということになり、大麦を混ぜることにしました。
当時、軍隊に入ると美味しい白米を食べることができるというのが一つの売りだったのですが、海軍はそれを変更しました。
その結果、脚気による死亡者は0となりました。

一方、陸軍は、ドイツの影響を受け、脚気は、細菌が原因であるという細菌節を信じました。
その結果、陸軍では脚気による死亡者が止まらず、多数の死者が出てしまいました。

日露戦争で亡くなった軍人は1270名。
一方、脚気による死亡者数は、4064名と大幅に多かったようです。

この辺りは、演繹的アプローチと機能的アプローチの違いに通じるのですが、
どちらか一方ということはなく、バランスの良い視点を持っていたいものです。

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